当HPより、A君のお母様から面談のお申込みがありました。
A君はスポーツマンで明るい性格ですが、通知表及び2年と3年/4月の基礎学力到達度テストの結果を拝見する限り、商学部合格の可能性はかなり低いと思われ、ご本人とご両親も同様のお考えでした。
当方受講前は、定期試験対策のため、近所の個別指導塾に通われていたようですが、このままでは、希望学部どころか大学進学さえ危ういということで、9月の試験まで半年を切った時期に「基礎学力到達度テストに精通したプロの家庭教師」しかない、と決断されたということでした。
まずは、学習環境の整備から行いました。
詳細は企業秘密なので割愛しますが、成績が思わしくない生徒さんは、学習環境の整備から始めなければ、いくら勉強したところで成績アップは期待できません。
そして、肝心なのは講義内容です。
9月のテストでは、国数英では点数の4割、社会が10割かけとなりますが、テストまで残り少ない時間数でより効果的な講義にするためには、戦略的な計画が必要です。
さらに、忘れてはいけないことがあります。
テスト当日で結果を残すために重要な策。
これも徹底的に行います。
9月に入ってからは、8月までとは多少異なった指導を行います。
1点でも多く得点する方法、メンタル面の強化、受験に際しての心構え等、細かいことに注意・助言し、テストに臨んでいただきます。
全講義終了後、正直なところ、第一志望学部合格可能性は半々でした。
結果は、英語の得点は半分に満たなかったものの、他の3科目は半分を超える好成績でした。
そして驚くべきことに、総合順位が4月に比べて2千番もランクアップしました。
1週間後、A君から吉報が届き、ご両親からねぎらいの言葉を頂戴いたしました。
そしてうれしいことに、10月の中旬には、日大商学部合格内定を頂戴しました。
長年家庭教師をしているわたくしの予想を大きく上回り、A君が商学部内部進学という栄冠を勝ち取った理由を、わたくしなりに以下のように分析します。
生徒さんもわたくしも、講義部屋にカンヅメになるので、学習に適した環境が必要です。
学習に最適な環境を提供いただいたご家庭の尽力の賜物です。
当方、旧日大統一テストの時代から、日大内部進学に関して当方は一家言あると自負しておりますので、ご両親が当方のスケジューリングにご賛同いただけたことと、生徒さん本人がシラバスに従った予習復習を心がけたことが勝因となったと存じます。
他の生徒さんが使用している問題集等の風評に惑わされず、さらに、学校の講習会にも全く参加しないで、当方の講義だけに集中してくださったことがよかったと思います。
世田谷区砧の一等地にキャンパスを構える商学部は、法学部や経済学部よりも偏差値的に多少低いわりに、大学キャンパスが充実しているため、付属生の人気がうなぎ登りです。
A君も充実したキャンパスライフを送っていることと思います。
次はあなたの番です。